無言館

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テレビでも新聞でも本でも、そしてブログでも何度も見て目に焼きついたこの建物。

ここは長野県上田市にある『戦没画学生慰霊美術館』
美術学校や独学で美術を学んでいて、若くして戦没した画学生の遺作・遺品を集めた美術館。

塩田平という丘の上に無言館は建てられている。

窓は一つもない、コンクリートの建物。
入口も人一人が通れるくらいの中が見えないドア。

中は十字の形。
コンクリートの壁に絵が掲げてある。

撮影禁止。
たとえ撮影が許されていたとしても、とても写真を撮りたい気持ちにはならないと思った。

作品の下には作者の出身地・出身学校・戦死した場所・年齢などが記されている。
二十歳前後が多い。
「生きて帰って続きを描きたい」

家族を描いた作品が多くある。
母であったり妹であったり。
家族の団欒を描いたものもあった。

中央にはガラスのケースがあり、戦地から家族に宛てた手紙や遺品が並べられている。
絵日記のように日常を描いた葉書。
小さな息子に宛てたカタカナばかりの葉書。
そして戦死を知らせる葉書。

彼らの無念。
胸が痛くなる。

戦争を知らない私たち世代にも伝えられることはあるはず。

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<記憶のパレット>
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画学生たちが学ぶ教室の風景・収蔵してある戦没画学生の名が刻まれている。


こちらは「傷ついた画布のドーム」
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無言館で展示しきれなかった作品の展示。
天井には、画学生らが残したデッサンやスケッチが張り巡らされている。

この日も暑かった。
決して忘れられない、忘れてはいけない1日となった。



コメント

こんばんゎ!

無言館 初めてしりました。 胸につまされる記事、いぇ 現実にあった事実なんですよね。戦争は恐ろしい出来事であり、あってはならないことです。
この時代を生きていた若者たちよ、さぞ無念だったでしょうね。このような悲惨な事実から目を背けたい気持ちですが、風化させないためには必要な場所なんですよぬ。
景気が悪いだの、消費税を上げるだの・・・何だかんだ言いながらも、平和な今に感謝です。

おはようございます

無言館>以前日曜美術館で拝見しました。
平和の尊さをあらためて思いますね☆

No title

私はこの美術館のことは開館した当時(1997年)からいつかは訪れたいと思っていました。
実際に絵や遺品となった手紙を見ると冷静ではいられなくなります。
中は冷房無しです。
手に持ったハンカチは、汗をぬぐうのか涙をふくのか。
そうね、今は平和だよね。
二度と子供達を戦場に向かわせてはいけないね。

アメジストさんへ

この日は平日でしたが、多くの入館者がいました。
入口には「私語を慎んで・・・」というようなことが書いてありました。
話すような雰囲気は勿論ありません。
多くの人がいても、静まり返った館内でした。
このようなテーマは、思いを伝えるのが難しいね。

無言館

ただ、一言・・・
遠くから、ありがとうございました。

追伸
 書くのもつらい訪問ですね。
 私も、近くには良くいくのですが、たびたびは訪問できないでいます。

無言館

伺ったのは、もう5年前になります。
コンクリートの独特な空間に皆の声が詰まっているように感じました。
私も昨日信州に出かけていました。

オコジョさんへ

ここを訪れた人の思いはいろいろでも、志半ばにして逝かなければならなかった辛さ・悲しさ・悔しさは伝わることと思います。
そうですね、度々訪れるには重い場所ですね。
でも、行ってよかったと思っています。
うまく伝えることは出来なくても、私自身が少し知ることは出来ましたから。

えむりさんへ

えむりさんもいらしたことがあるのですね。
キャンバスの絵も勿論そうですが、私は絵が描かれた葉書の数々に深い悲しみを覚えました。
私は20,21日と信州にいました。

無言館

無言館は随分前に何度か行きました。絵を描くことが好きで自由に描いている自分を省みて、もっと描いていたい!それが許されない・・・。もう泣けて…辛かったですね。

無言館

昨年、建物だけ見ました。
↑>絵や遺品となった手紙を見ると冷静ではいられなくなります・・・
戦争にいやおうなく借り出される理不尽さを思うと胸が痛くなりますね。
こむぎさん辛かったでしょうね。苦しかったでしょうね。
胸が一杯になってしまいますね。

K&Hさんへ

静まり返った空間で、いろんな思いをもって見学されたのでしょうね。
>もっと描いていたい・・・
ありましたね。
『もう少し絵を描いて良いですか。せめてこの絵の具が無くなるまで絵を描いていたい。早く行けとせかす父親、泣き崩れる母親。外では出兵を見送る拍手や喝采が聞こえていた。』
もうこんな思いをさせてはいけないですよね。
子にも親にも。

Y&Yさんへ

戦争は「理不尽」としか言いようがないですよね。
Y&Yさんも今年は広島の原爆ドームに行かれましたね。
戦後65年って、私たちにだって遠い過去の出来事になりつつありますから、子どもたちにとってはどうなんでしょうね。
語っていかなくては伝わりませんよね。
やっと行事が終わり、一息つきました。
写真は明日にでも整理して送りますので、またよろしくお願い致します。
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神奈川県に住む専業主婦。


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